ドイツの鬼才ウルリケ・オッティンガーが、イザベル・ユペールを主演に迎え、「血の伯爵夫人」の伝説を大胆に再構築したブラックユーモア溢れる作品。
謎の失踪から数十年後、バートリ伯爵夫人は現代のウィーンに姿を現す。彼女は忠実な召使いヘルミーネと再会し、自分たち吸血鬼をも滅ぼす力を持つ危険な一冊の書物を探し始める。
壮麗な歴史的建造物が点在するウィーンを舞台に宝探しのような旅を続ける二人は、やがて菜食主義者の吸血鬼で、甥のブービと、その心理療法士を仲間に加え、探索の舞台をボヘミアへと広げていく。一方その頃、二人の吸血鬼研究家と一人の警部が、彼らの行方を執拗に追い続けていた。
ブラックユーモアと退廃的な美しさに満ちた本作は、ドイツの鬼才ウルリケ・オッティンガーがイザベル・ユペールを主演に迎え、「血の伯爵夫人」の伝説を大胆に再構築した作品。