20歳のリンは、ボクシングと母が営む弁当屋の手伝いを両立させながら、静かに崩壊していく家族と向き合っている。表面上は仲睦まじく見える両親だが、父が新しい「恋人」を家に連れてきたことで虚構は打ち砕かれる。そうした葛藤のなかにあっても、困難な現実に負けることなくリンは練習に励んでいく。監督のリー・イーシャンは短編作品が高く評価されてきた映画作家で、プロデューサーや映画編集者としても知られる。本作で長編作品の監督デビューを果たした。なら国際映画祭2026では『ダンス・ウィズ・レインボー』のタイトルで上映された。