主人公は、人里離れた森の中でひとり暮らすミサエル。一般社会と途絶し、斧で木を伐採しながら自給自足の生活を送ってきた。しかし、姉が入所していた精神療養施設の閉鎖に伴い、彼女を引き取って面倒を見るという予期せぬ責任を負うことになる。自然の中で自由を享受してきたミサエルの生活のリズムは、姉との密接な暮らしの中で大きく崩れはじめる…。
物語を極限まで削ぎ落とし、社会から孤立して生きる人間を一貫して描いてきたリサンドロ・アロンソのミニマルなスタイルが純粋に体現された作品。2001年カンヌ映画祭「ある視点」部門で上映された長編デビュー作“La Libertad”(01)の時間を経過した続編とも言える。